■マンガンとは
マンガンは、体内に12~20mgほどあり、骨、肝臓、すい臓、腎臓に多く含まれています。糖質や脂質などの代謝に必要な酵素の成分になったり、酵素を活性化するミネラルです。また、骨の形成にも関与しています。
マンガンの効果・効能
マンガンは、前述したように糖質及び脂質の代謝に働く酵素や、抗酸化作用のある酵素等多くの種類の酵素の構成成分になったり、他の酵素の補酵素として働きます。
骨の形成にも関わり、骨の成分であるリン酸カルシウムの形成を促進させる働きもありますので、不足すると骨の形成にも支障がでます。
また、生殖機能にも関係し、性ホルモンの合成能力が低下したり、妊娠能力が低下することも分かっています。
マンガンを多く含む食材
全粒穀類、豆類、ナッツ、アーモンド、あおのり、干しえび、魚介類、肉類、柿、れんこん、玉露等に多く含まれています。
マンガンの1日に必要な量
成人男子:4.0mg 成人女子:3.5mg
※許容上限摂取量:11mg
マンガンの過剰摂取は、静脈栄養など特別な場合の報告があるだけで、普通の食生活で摂り過ぎる心配はありません。
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